2010年2月18日木曜日

講座「三島を学ぶ」第4回開催のお知らせ


 私たちは自動車で電車で、そして飛行機で旅行をします。今は当たり前ですが、二つの足で歩き、船で海や川を渡った江戸時代の日本人には考えられなかった世界でしょう。

 さて、今回の講座「三島を学ぶ」は江戸時代後期の天保3年(1832)に大旅行をした滝谷(三島町)・郷戸(柳津町)の人々にスポットを当てます!日光、江戸、名古屋に伊勢、熊野、大坂、京都、柏崎に新潟……各地の寺社を巡り歩いた2カ月におよぶ長い旅です!

 そんな彼らの道中を記した『参宮道中記』は数十年前に柳津町史編纂の際、あるお宅から発見され、訳稿されました。しかし、紙数の都合などから柳津町史には掲載されず、内容を知る機会はほとんどありませんでした。

 今回の講座「三島を学ぶ」は訳稿をおこなった会津史学会顧問の海老名俊雄氏(桧原)ご本人をお呼びし、『参宮道中記』を資料に滝谷・郷戸の人々がどんな旅をしたのか、2月・3月と前後編にわけ、じっくりとお話いただきます。

 詳しい日時は下記をご覧ください。参加費は無料となっておりますが、資料として『参宮道中記』を500円でお譲りいたします。和綴じの自作本です。27日、開催当日に発行を予定しております。

 お時間がございましたら、是非いまここカフェにお立ち寄りください。

『参宮道中記を読む』-天保3年、郷戸村長五郎、滝谷村長蔵、宗吉、藤助ら11人の大旅行-

日 時 :平成22年2月27日(土) 14:00~16:00
場 所 :いまここカフェ(旧物産館)(福島県大沼郡三島町大字名入字上赤谷2424)
講 師 :海老名 俊雄 氏(会津史学会顧問)
参加費 :無料 ※(申込などは不要です)(※ 当日、資料として海老名俊雄氏訳稿の『参宮道中記』を500円で販売いたします)
主 催 :いまここネット  共 催 :三島町教育委員会 奥会津書房
お問い合わせ:いまここネット 担当:川合正裕
Tel & Fax:0241-52-2887  E-mail:imacoco2009@gmail.com

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