2009年9月19日土曜日

豆、引いてきました!


前回のブログでお知らせしましたが、予定通り本日午後から「豆引き」をおこないました。

豆の茎を抜くまでは誰でもできるのですが、そこからは経験がものをいいます。ちなみに今日の参加者で経験者はエコプロの五十嵐義展さんただ一人!

次の作業は4つか5つの茎で合わせて1把をつくり、1把を12たばねて1束を作るというものなのですが・・・・・・私は不器用なので束ねて縄で結ぶという作業がとても苦手です。以前、稲刈りをした時にはこれがうまくできず大苦戦しました。

今回は五十嵐さんに教わりながら挑戦。一度、二度失敗したものの、なんとかうまくできました。ただ今日は枝豆用に少し作っていた茶豆の収穫なので大した量ではなかったのですが、味噌用の豆は結構な量です。少しでもスピーディにまとめられるように、練習しないと。

さて、次におこなうのは干す作業。「いまここカフェ」の柱に2本の竹を渡して簡単なサデ(稲架)作り。五十嵐さんがこれも練習だと、私やお手伝いに来てくれたナオト君に荒縄での縛り方を教えていただきました。完成後、豆を1把ずつ干していくのですが、これも単純に茎を半分ずつわけたらいいわけではないんですね。より早く乾燥させるため、サデから落ちない程度に陽が当たる方の本数を多くするのだそうです。

多分、農業経験者の方にいわせれば、何を当たり前のことをとおっしゃるのでしょうが、私みたいな素人は驚きの連続です。農業というのは細かな技術の集大成なのだなぁとあらためて感心しきりです。

以前、80歳のおばあちゃんに「私たち若者で農業をはじめたんですが、失敗ばかりです」というと「今だっておら、わかんねぇ。毎年、天気やちょっとした工夫とかで穫れる量なんて変わるしよ。ずっと勉強だよ」と励まされました。その時、すごく農業の奥深さを感じ、感動しました。

工夫以前に前提となる経験が私たちにはありませんので、まずは諸先輩方の経験知に触れることで、少しでもうまく栽培できるよう努力したいと思います。


さてさて、味噌豆は軽く見積もっても今日の量の10倍はあります。全部いまここカフェに干すと雪囲いみたいになりそうなのですが・・・・・・どうしましょうねぇ。

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