2010年4月22日木曜日

種まいてきました!





 昨日は、今年度から本格的にいまここネットが進めていきたいと思っている農業体験、その田んぼの先生役をお願いしているMさん宅に、稲の種まき作業のお手伝いをしに行きました。
 Mさんは、自分の田んぼ以外にも、三島町の中で高齢などの理由で耕作ができなくなった田んぼを請け負って稲作をしている方で、ちょうど、去年いまここ ネットが畑を借りて豆を植えた畑の向側にも畑を持っていて、農作業の時などに何度かお会いしたことがあったのですが、今年になってあらためて先生役をお願いしたところ、快く引き受けていただいたのでした。
 稲の種まきの作業は、ベルトコンベアーのような機械を使っての作業でしたが、土の入ったトレーをコンベアーに乗せる人、種がまかれたトレーを小屋の中に 運ぶ人、機械に土や種を入れる人など、機械を使うといえども一人ではできない作業です。
 今日は、地区の方が3人ほどいらしていて、それに混じってくら、カワイ、あおいのいまここスタッフ3人+三島町にIターンしてきたばかりの3Sさんも加わって、作業を手伝いました。
 種まき作業が12時すぎに終わり、お昼ご飯をいただきながら、「そうそう、手伝って欲しいことがあるんです」と、思い出したようにMさんが口にしたの は、愛宕様の祠が山の中腹にあって、もう何十年も前からそこの手入れをしたいと思いながら、一度もできずにいる。それ をみんなで手伝ってもらえないか?というものでした。
 スタッフ(+3Sさん)一同、その話に興味津々。午後、ビニールハウス作りの手伝いを終えたあと、愛宕様の祠に連れて行ってもらいました。
 何十年も手入れができなかったと言うだけあって、前からあった石段はほとんど見えなくなり、道には自然杉の枯れ枝が積もって、祠のまわりにも立ち枯れした木が。しかし、たどり着いた場所にはなんともかわいい愛宕様の祠があり、木を伐採すれば中腹からの眺めもよさそうです。そして、これもみんなで道づくりをしましょう!ということになりました。


 山から戻る裏道には、基盤整備がなされなかったがゆえに1枚1枚が小さな田んぼが見られ、サンショウウオがいるという小川や、ムササビやこうもりが繁殖をするという森など、素晴らしい風景が広がります。

 
 そして今日のもうひとつの収穫(?)は、一緒に手伝いにきてくれた3Sさんが、田んぼをやってみたい!愛宕様への道づくりをしましょう!と、積極的に関わっていきたいという意思表示をしてくれたこと。強力なメンバーが、思いがけず一人増えたようです。
 さらに夕方、畑の先生になってもらう予定のSさんが、いまここカフェに顔を出してくださいました。

 先生、フィールド、メンバーが揃い、ますます面白くなっていきそうです!

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