2009年10月13日火曜日

豆打ち、茶豆編!


ブログ更新も久しぶりです。二日前に茶豆の豆打ちをしました。茶豆はたいした量でもないので、参加者はエコプロの五十嵐義展さんとスタッフのカワイです。

五十嵐さんは経験済みなので準備も、その手際も見事でした。「いまここカフェ」にあるものを使って、手早く必要なものを揃えていきます。

「いまここカフェ」の渡り廊下にブルーシートをひき、まわりを一畳くらいの板で囲みます。豆が飛び散らないための工夫です。そのなかに、台を置いて板を立てかけます。

準備は完了。舞い散る粉塵を吸わないよう、タオルで口元を隠した五十嵐さん、豆を一把持つなり、打つ!バシンバシンと激しく!パラパラパラと落ちる豆。それでも落ちない豆はトントントンと丁寧に小さな鎌で落としていきます(本当は豆打ちの二股(もしくは三股)の木を使うのですが、この日はなかったので・・・)

さて、その後はゴミと豆を分ける作業です。使用したフルイと箕(み)は奥会津書房からお借りしました。まずはフルイで大きなゴミをとり、次に箕で上下に振って小さなものを飛ばします。

どの作業もやらせてもらったのですが、難しいなと思ったのが箕です。ただ揺らすだけでは箕と小さなゴミは分かれてくれないんですね。変に大きく揺らすと、豆までこぼれていきますし・・・・・・。いや、不器用な私が悪いんですが。ただ、途中からは五十嵐さんにコツを教えてもらい、うまくできるようになりました!前々から箕は使ってみたかったので、ちょっと感動です!

さて、今回は量も少なく練習のようなもの。本番の味噌豆はこの量に十数倍は軽くあります。「やっぱり、唐箕をどこからか借りねばなんねぇかも」と五十嵐さんはおっしゃっていました。

確かに唐箕は藁クズなどゴミを飛ばすのに最適なもの。中学の歴史教科書で初めて知った時はさして感慨のようなものはなかったのですが、初めて実際に使っているのを見た時は感動で身体が震えました。人力の農機具であれほど便利な発明はなかなかないと思っています。どこかでお借りできればいいなぁ。



ところで、今日の午後7時から菅家博昭さんの「地域の調べ方」講座がはじまります。事前に資料をいただいたんですが、興味深いものばかり。参加の問い合わせも主催である奥会津書房に何件もあるそうで、にぎやかなものになりそうです。さてさて、どんなお話が飛び出すか、すごく楽しみです。

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